私の見える世界

雑記ブログです

地方の劣等感

都会から地方に転勤して数年。

この街にも慣れた。過ごしやすくて不満はない。

 

でも東京に遊びに行った週末

新幹線に乗って帰ってきて、

この街に着くと本気で嫌気が差す。

 

自分が小さく感じるから。

地方=負け組、都会=勝ち組

自分で定義しているから。

 

まるで街の大きさと

自分の大きさが一緒かのように勘違いしてる

 

特別になりたい

人より勝ちたい

羨ましがられたい

周りを見下したい

 

と思って生きてきて

まぁ、平均よりは確実に上のスペックを手に入れた。でもなんか満たされない。

 

普通に幸せになることも幸せと

わかっているのに

向上心が強すぎて刺激を求める自分

 

東京に行くと

自分よりもレベルの高い人がいっぱいいる

 

欲望にまみれている街

 

憧れて住みたすぎるけど溺れてしまいそう

 

寂しさをお金で埋めるために

水商売でもしてしまいそう。

誘惑が多すぎる。

 

 

でも、やっぱり東京に住んでみたい。

死ぬほどに渇望している。

 

地方に住んでいるという劣等感が

きっとそうさせるのだと思う。

電車を見送るおばあさん

 

 

転勤で地方に住んでいる私は

時々実家に帰省する。

 

実家は都会で

帰るたびにどこか変わっていく。

 

 

 

 

生まれ育った場所を離れて暮らして

元々子供部屋はゴミ屋敷のような感じで

朝自分で起きることもできなかったけれど

一人暮らしをすると案外なんでもできると知った。

 

掃除の良さを知り、自炊でご飯を作り

シェアカーで色んなところに1人で出かける。

 

知らない土地に1人で移住し

生活のすべてを知らない場所で行う。

 

知り合いもゼロでコミュニティは会社だけ。

でも気づけば結婚式に呼びたいほど

大切な友達もできていた。

 

趣味の時間も大切にして

ゴルフや絵、色んなことを楽しむ休日。

 

元々の友達が少ないからこそ

仕事に集中もできて

1人暮らしは好きな時に好きなことをする。

 

なにかと充実しているし

そんな自分も好きである。

 

 

 

田舎暮らしに慣れている。

田舎といっても田んぼに囲まれているほどの

大自然ではないけれど。

 

田舎暮らしの良さは、雑音が少ないこと。

物も情報と少ない。

キラキラしてなくても生きていける。

 

 

 

 

 

でも、時々都会に帰ると思う。

 

私はやっぱり都会が好きだということ。

 

これは都会を離れて

地方で生活を強いられたからこそ

わかった自分の好きなこと、のひとつ。

 

 

色々な経験をしないと

自分が好きなこと、逆にやりたくないこと

というのはわかりにくい。

 

 

 

 

 

田舎暮らしも悪くない。

でも私は都会が好きだと知った。

 

理由は便利だし先進的な雰囲気が好きだから。

オシャレだから。

噂話や村文化がないから。

井の中の蛙にならなくて済むから。

 

 

 

あと、もう一つわかったことは

私はきっと1人でどこに行っても大丈夫ということ。

何もなくても新しく縁を作ることができるし

何かと楽しもうとする努力をするから

ゼロからでも楽しめる。

 

なんなら海外でも住めるんじゃないかな

と思う。

 

 

 

 

ずっと、最終的には

生まれ育った場所に帰ると信じていた。

 

でもここまで生きてきてわかったこと。

私は色んな所に住んで

色んな景色を見て色んな文化を知りたい。

 

そこで最終的に住みたいと感じた所に住む。

 

 

 

 

 

そんなことを考えながら

実家から自宅に帰る電車に乗るときのこと。

 

もうすでに電車は止まっており発車まであと数分

ガラガラに空いた駅のホームに

電車の窓の奥をじっと見つめるおばあさんの姿。

 

通り過ぎるときに窓の中を見ると

20代半ばぐらいの男の子がひとり。

 

うまく言葉にできないけれど

とても綺麗で美しい光景だった。

 

 

 

 

 

いつも帰省後自宅に帰る時

寂しくなって涙が出そうになるが

見送る側も、きっとそうなのだろう。

 

美しい とは無条件のものである。

 

 

自分を貫くとは自由と挑戦と少しの苦痛でできている。

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おみくじを引いた。

 

いつも何か節目を感じた時、

前回引いたおみくじの内容に一区切りついたとき

私はお気に入りの神社でおみくじを引くようにしている。

 

このお気に入りの神社、というのは

相性が良く、基本的に仕事関係で参る神社にしている。

 

自分が頑張ることによって、お客様をはじめ

お世話になっている人、期待してくれている人たちが

喜んでくれますように。という願いを込めて

 

 

今回のおみくじは「吉」

大吉だとかそういうのはあまり気にしていない。

 

ここのおみくじに書かれている内容が

なんとなく自分の心に刺さるのだ。

 

 

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「貫」

 

自分を貫くことは容易ではない

 

独りよがりではなく

他人の評価なかりでもなく

自分を知ることがまず先

 

自分を貫くとは

自由と挑戦と少しの苦痛でできている

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なんか難しい。

でも、今そんな感じ。

 

社会人になって、とがっていた自分が丸くなった。

やっぱり評価してくる人を気にするようになった。

ぜんぶ、評価に響くとかそういう風に考えてるかも。

 

 

自分は、どうしたいんだろう。

 

本当はやりたいことがたくさんある。

海外に住むとか、自由な仕事をするとか。

本当は、毎朝スーツ着て出勤とか嫌だなーって思う。

上司を見ても、上司は祖その上の上司のご機嫌取り

大人になって忖度ばっかり、正直うんざり。

自分の身を守ることばっかり考えて

大人のくせに大人の言いなりで怖がって

評価のためにパフォーマンスして

ちいさな世界で必死に生きている。

こんな大人たちダッサと思っている。

でも、そんな社会に染まりつつある自分。

 

自分を貫くって、難しい。

 

自分のいいところって何だろう。

とがってる自分、好きだったなあ。

まだ真ん丸にはなってないけど、

心のうちには秘めておこう、と思った。

この自分を生かしておかないと。

 

 

自分を貫くには確かに

自由と挑戦とちょっとの苦痛が必要だ。

 

そして、独りよがりでもない。

仕事のところに

周囲の協力が必須、頼ることも大切

って書いてあった。

 

 

まだなんか腑に落ちない「自分を貫く」

…難しい。

 

自分を知ることがまず先。

 

自分がどうしたいか。

真剣に考えるときってことか。

 

 

”自分を貫くとは”でいまググってみた。

岡本太郎氏の「自分の中に毒を持て」が出てきた。

これ、気になってたし今度読んでみるか。

 

あ、穏やかな性格ではあるものの、

本当の自分って本気で強くてキツイ性格。

でも会社では本性を見せたら危険だと思って

なんかおどおどしたキャラを演じている。

その方がなんか安全そうだから。

それって自分じゃないなぁ。偽りの自分。

もっと堂々と自分見せろってことかな?

 

とりあえず、今読んでる本読み終わったら

「自分の中に毒を持て」を読んで

自分を貫くということについて

もっと深堀して考えようと思う。

ブログを始めてみた。

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小さい頃から、ささいなことにも感動する性格だった。

大人になって、これって素晴らしいことだと気づいた。

 

通勤路に花を見つけるだけで幸せな気持ちになるし

ふとした瞬間に家族への愛が溢れて

涙ぐみそうになることもある。

 

私が日々、たくさんの感情をいだいていることを

どうにか残したいと思い、ブログを作成しました。

 

心の中で思ったこと、どうでもいいことも含めて、

ただの自己満足のブログに

なる予定ですが自分の成長の記録として…。